暗号資産(仮想通貨)のデリバティブ取引(契約取引)とは?レバレッジ取引と同じ?現物取引との違いも
暗号資産(仮想通貨)のデリバティブ取引(契約取引)はレバレッジ取引のことかなと思ったので調べてみました。
そして現物取引との違いも調べました。
更に実際にデリバティブ取引を体験したことも話します。
暗号資産(仮想通貨)のデリバティブ取引とは?レバレッジ取引と同じ?
まずレバレッジ取引とは、レバレッジ(テコの原理)を使って証拠金の2倍、3倍などの金額で取引可能な手法です。
証拠金とは、担保になる保証金のことで口座に預けた自分の資金になります。
デリバティブ取引とは、以下から引用します
通貨、金利、債券、株式などの原資産と呼ばれる金融商品から派生した取引で、原資産の価格に依存して理論価格が決定される金融派生商品の取引をいいます。・・・
具体的には次のような取引がありますが、詳細を理解するには専門的な知識が必要となります。
・先物取引:ある資産を将来のある期日に一定の価格で売買することを約定する取引
・オプション取引:ある資産を、将来のある期日に、一定の価格で購入するあるいは売却する権利の取引
・スワップ取引:将来発生するキャッシュ・フローを異なる経済主体同士で交換する取引。異なる通貨を交換する通貨スワップ、異なる種類の金利を交換する金利スワップが代表的です。
・為替予約(為替先渡取引):将来の一定日または一定期間に特定の為替相場で外国為替を売買することを定めた予約を行う取引をいいます。
引用元:https://www.dai-ichi-life.co.jp/support/glossary/term0130.html
つまりデリバティブ取引は、先物取引、オプション取引、スワップ取引を含めたものです。
そして先物取引とは空売り(ショート)や差金決済、レバレッジを利用できる取引のことです。
故にデリバティブ取引の中にレバレッジ取引が含まれると考えられます。
ここで空売り(ショート)について以前の記事から引用します。
ショートとは、空売りのことです。
下落している暗号資産で利益を出すことが可能です。
例えると証拠金を基にして、商品(暗号資産)を持っていないけれど、自分が予想した金額で売る約束をします。
その後、自分が下がるだろうと思った金額に実際になったら、その値段で購入します。
その差額が利益になります。しかし予想に反して値動きが上昇したら、ロスカットされて損します。
引用元:レバレッジ取引と暗号資産FXの違いを比較!GMOコインの証拠金取引
私は最近バイビットのデリバティブ取引でショートを実験しています。
暗号資産(仮想通貨)のデリバティブ取引と現物取引の違い
デリバティブ取引は、契約取引とも記載されていたりします。
契約によって成り立つ取引だからでしょう。
逆に暗号資産の現物取引は、暗号資産(コイン)をその時の価格で手持ちの通貨(ステーブルコインや円などの法定通貨)で買ったり売ったりの取引をすることです。
シンプルです。
現物取引だと手持ちの暗号資産の価格が下落しているときは、含み損になります。
下落時に売り注文したら損切りになります。
だから下落したときは、買い注文を入れる方が良いですね。
もちろんそのまま下落が続くと損をします。
しかし将来的に価格上昇する可能性を感じたら、注目している暗号資産が下落した時に現物取引で買い注文を入れると利益が増えますね。
だから手持ちの暗号資産が下落した時は、現物取引ではそのまま保持しておくか、将来性がありそうと思えば、買い増しするといいです。
私も、ビットコインを少しですが買い増し中です。
→ビットコイン(BTC)とは?始まりの仮想通貨!暴落中!買うのに最適な取引所
自分の手持ちの暗号資産や興味がある暗号資産が今後値上がりするのかどうか?未来を予想する必要があります。
一方、暗号資産(仮想通貨)のレバレッジ取引のメリットは、暗号資産が下落していても、空売り(ショート)できるので、利益を出すことが可能です。
下落相場の暗号資産はデリバティブ取引のショートで利益体験
下落相場の暗号資産はデリバティブ取引のショートで利益が出せます。
今は、ビットコインもイーサリアムもリップルも他のAPEコインなどアルトコインも暴落中です。
だから今はアルトコインのデリバティブ取引で、ショートをして利益を得ると良いと言えます。
そこで私も少ない額でレバレッジ1.5倍くらいでショート(空売り)をしてみましたが、
見極めが難しくて、ほんの少し利益が出ただけでした^^;
バイビットでのデリバティブ取引(レバレッジ取引)で、ショートの場合は、USDT無期限を選ぶと、USDTで利益が増えます。
ロング(レバレッジでの買い注文)の場合は、インバース型取引を選ぶと、該当通貨で利益が増えます。
私はデリバティブ取引(レバレッジ取引)では、ショート(空売り)をすることが多いです。
予想に反して反発が起こり値段がアップすると損切りになって、損失が出ます。
レバレッジを大きくしたデリバティブ取引では、現物取引以上に値動きの予想を立てて取引する必要があります。
だからレバレッジ取引の初心者である私は、レバレッジを多くても2倍くらいと少なめで実験しています。
なおGMOコインのレバレッジ取引は、2倍になっています。
バイビットのデリバティブ取引(レバレッジ取引)は、1倍から100倍まで自分で選べるようになっています。
練習するうちは、損失も考慮して多くても2倍くらいまでで実践するとよいと私は思います。
例えば以下は、バイビットのデリバティブ取引の練習で実際に使っている管理画面です。
私はショート(空売り)でデリバティブ取引を使うことが多いです。
ロングはしないで、暗号資産のアルトコインを買うときは、現物取引で普通に買っています。
→バイビット(bybit)でリップルXRPでアルトコイン(APE)を買った方法【図解】
ビットコインは、日本の暗号資産取引所のGMOコインの現物取引所で購入しています。
→GMOコインで板取引(現物取引)をやってみた!販売所との違い図解