50代からでも自由に働ける?45歳で自由になった私が手放した3つの働き方
「このまま、今の働き方を続けていていいのかな」
50代になってから、そんなことを考える人も多いのではないでしょうか。
私は長年、薬剤師として働いてきました。
薬剤師という仕事には、やりがいもありましたし、資格があることの安心感もありました。
でも、あるときふと思ったのです。
「私は、これから先もずっと、働く時間と場所を誰かに決めてもらう人生でいいのかな」
もちろん、会社員やパートで働くことが悪いわけではありません。
安定した収入を得ながら働けることは、とてもありがたいことです。
私自身も、薬剤師として働いた経験があったからこそ、今の生活があります。
ただ、41歳の頃、管理薬剤師になって帰宅時間が遅くなり、家事があまりできなくなっていました。
息子は幸い12歳になっていたので、いろいろ手伝ってくれていました。
しかし夫がその影響で、体調を崩しがちになったのです。
「このままではいけない」
そう思い、私は仕事を辞めることにしました。
ところが、仕事を辞めれば自由になれると思っていたわけではありません。
その後、チャレンジショップや本の自費出版など、いろいろなことに挑戦しました。
でも、どれもうまくいきませんでした。
「自分には何ができるのだろう。」
そんなことを考えながら、43歳になった頃、私は再び生活のためにパートで半日働くことにしました。
そんなとき、ブログを書いて収入を得る方法を知り、実践を始めたのです。
最初からうまくいったわけではありません。
それでもコツコツ続けて、11か月後には目標としていた収入を達成することができました。
そして、パートを辞めることができました。
ブログ収入を育てながら、パートを辞め、自分で働く時間や場所を選べるようになったのは、45歳になる少し前のことです。
45歳になってからは、北海道や沖縄、石垣島、台湾など、いろいろな場所で暮らしてきました。
現在は夫と沖縄で暮らしています。
好きな時間に起きて、好きなことをして、好きな場所で暮らす。
そんな生活ができるようになったのは、突然お金持ちになったからではありません。
少しずつ、「手放せるもの」を手放してきたからです。
今回の記事では、私が自由に働くために手放した3つの働き方について書いてみます。
これは、薬剤師を辞めることをすすめる記事ではありません。
会社員やパートを辞めることをすすめる記事でもありません。
「今の働き方しかない」と思い込んでいる方に、別の選択肢もあることを知ってほしいと思って書いています。
50代からでも、働き方は変えられます。
人生も、少しずつ作り直すことができます。
「時間を売らなければ収入にならない働き方」を手放しました
最初に手放したのは、「働いた時間と収入が完全に連動する働き方」です。
薬剤師として働いていた頃は、働けば収入になります。
逆に言えば、働かなければ収入は止まります。
旅行に行っていても、体調を崩しても、家族のことで忙しくても、働かなければ収入は増えません。
これは、とてもシンプルな仕組みです。
そして、若い頃はそれでもいいのです。
体力もありますし、働く時間を増やすこともできます。
でも、年齢を重ねていくと、少しずつ事情が変わってきます。
「もっと働けばいい」という方法だけでは、自由になりにくくなってくるのです。
そこで私は、「自分が働いていない時間にも価値が積み上がる仕組み」を作り始めました。
その一つがブログでした。
なぜブログなら自分にもできそうだと思ったのかというと、趣味で日記としてブログを書いていたからです。
最初から大きな収入があったわけではありません。
私の場合も、最初は月5,000円ほどでした。
そこから3万円になり、10万円になり、収入が増えていきました。
月40万円になった頃、パートの薬剤師を辞めることができると考えました。
そして、11か月目に目標としていた月100万円を達成することができました。
11か月間、具体的に何をしていたのかというと、ブログとメルマガを連携させて、自分が実際に体験してうまくいった教材を紹介していました。
ブログで情報を発信し、興味を持ってくださった方にメルマガを読んでもらう。
そこで、私自身が実践してきたことを伝えていく。
そうするうちに、「もっと詳しく知りたい」という声をいただくようになり、自分のノウハウをまとめた教材も販売するようになりました。
当時は、1,200名ほどの方に購入していただきました。
メルマガの読者も少しずつ増え続け、収入も安定するようになっていきました。
もちろん、これは私自身の体験です。
同じような結果になることを保証するものではありません。
人によって、かかる時間も結果も大きく違います。
ただ、私が一番うれしかったのは、月100万円という数字そのものではありませんでした。
「もう、生活のためだけに働かなくてもいい。」
そう思えたことでした。
これが、私にとっての自由の始まりでした。
「一つの収入源に依存する働き方」を手放しました
次に手放したのは、「収入源を一つに集中させる」という考え方です。
これは、会社員が悪いという話ではありません。
会社員として働くことには、たくさんのメリットがあります。
安定した収入があります。
社会保険があります。
一人ではできない大きな仕事にも関われます。
だから、会社員という働き方を否定する必要はまったくありません。
ただ、「収入源が一つしかない状態」は、できるだけ避けたほうがいいと思っています。
これは会社員だけの話ではありません。
個人事業でも、一社だけに依存していたら同じです。
一つの商品だけ。
一人のお客様だけ。
一つのプラットフォームだけ。
これらに依存すると、何かが変わったときに、自分の人生まで一緒に揺れてしまいます。
だから私は、少しずつ収入の柱を増やしてきました。
ブログを書きました。
メルマガも育てました。
コンテンツも作りました。
そして今は、AIも活用しながら、自分の経験や知識を新しい形に変えています。
ここで大切なのは、「いきなり会社を辞めて独立する」ことではありません。
むしろ、逆です。
会社員やパートを続けながら、小さく始めればいいのです。
月5,000円でもいい。
月1万円でもいい。
自分で作った収入がある。
その事実だけでも、心の余裕は変わります。
「会社を辞めてもいい」と思える人は、会社を辞めなくても自由になります。
「辞めるしかない」と思っている人は、会社に縛られ続けます。
この違いは、とても大きいです。
「一つのプラットフォームに依存する働き方」を手放しました
そして、もう一つ手放したほうがいいと思っていることがあります。
それが、「自分でコントロールできない場所だけに依存する働き方」です。
今はSNSで、誰でも簡単に情報を発信できるようになりました。
SNSは便利です。
私も使っています。
人とつながることができますし、自分の考えを届けることもできます。
ただ、SNSでどれだけフォロワーを増やしても、その場所を自分で所有しているわけではありません。
アルゴリズムも、規約も、アカウントの状態も、自分では完全にコントロールできません。
私自身も、X(旧Twitter)でアカウントが凍結された経験があります。
アカウントロックも何度も経験しました。
どれだけ自分が大切に育ててきたアカウントでも、自分ではコントロールできない理由で、突然使えなくなることがあります。
だから私は、SNSを「資産」ではなく、「入口」として考えています。
SNSで出会ってもらう。
ブログやnoteの記事を読んでもらう。
ニュースレター(メルマガ)に登録してもらう。
そして、時間をかけて信頼関係を育てていく。
この流れです。
つまり、
「SNS → 記事 → ニュースレター → 商品」
という仕組みを作っていきます。
これから自由に働きたい人にとって、私は「自分のリスト」を持つことが、とても重要になると思っています。
フォロワー数を増やすことだけを目標にしなくていいのです。
10万人のフォロワーがいなくても大丈夫です。
自分の発信を本当に読みたいと思ってくれる人が、100人、500人、1,000人と少しずつ増えていけばいい。
私は、この「小さく積み上げる」という考え方が、50代からの自由な働き方と相性がいいと思っています。
自由とは「仕事を辞めること」ではありません

私が手放してきたのは、仕事そのものではありません。
「時間を売らなければ収入にならないこと」
「一つの収入源に依存すること」
「一つのプラットフォームに依存すること」
でした。
そして、その代わりに少しずつ、「自分で選べる働き方」を作ってきました。
ここまで読んで、
「では、50代から独立すればいいの?」
と思った方もいるかもしれません。
私は、そうは思っていません。
自由とは、仕事を辞めることではないからです。
自由とは、「自分で選べること」だと思っています。
週5日働く。
週3日働く。
好きな仕事だけ続ける。
季節によって住む場所を変える。
夫婦で旅行する。
家族との時間を増やす。
体調に合わせて仕事量を減らす。
こうした選択肢を、自分で持っていることです。
そして、そのためには「お金」だけでは足りません。
時間の自由も必要です。
体の自由も必要です。
心の自由も必要です。
どれだけお金があっても、毎日忙しくて疲れ切っていたら、自由とは言えません。
逆に、たくさんのお金がなくても、自分に必要な生活費を小さくして、好きな場所で、好きな人と、好きなことをして暮らせるなら、それも十分に豊かな人生です。
私は「小さく豊かに生きる」という考え方を大切にしています。
50代からでも、人生は作り直せます
50代になると、
「もう遅いかな。」
と思うことがあるかもしれません。
私も、もっと早く始めておけばよかったと思うことはあります。
でも、今だからできることもあります。
若い頃にはなかった経験があります。
仕事で積み上げてきた知識があります。
失敗した経験もあります。
人間関係の経験もあります。
そして、何より「自分が何を大切にしたいのか」が、少しずつわかってきます。
これは、若い人にはない強みです。
私は、50代から自由に働くために必要なのは、「特別な才能」ではないと思っています。
必要なのは、自分の人生を少しずつ自分の手に戻していくことです。
最初から会社を辞める必要はありません。
いきなり大きなビジネスを始める必要もありません。
まずは、自分の経験を一つ記事にしてみる。
その記事を読んでくれる人を一人増やしてみる。
その人とニュースレターでつながってみる。
そして、自分が心から届けたい商品を、一つ作ってみる。
この小さな積み重ねが、数年後には大きな違いになります。
今日書いた記事が、1年後にも読まれるかもしれません。
5年後に、初めてあなたを知った人を助けるかもしれません。
あなたが昔悩んでいたことが、今の誰かの悩みを解決するかもしれません。
そう考えると、人生経験は無駄にならないのです。
私がこれから作りたい「自由人生プロジェクト」
私は45歳になる前に、働き方を自分で選べるようになりました。
そして今、60代になりました。
振り返ってみると、自由になったのは、特別な才能があったからでも、大きなお金を持っていたからでもありません。
少しずつ、自分の人生を自分の手に戻してきたからだと思っています。
だから、50代からでも遅くありません。
今日、一つ手放す。
今日、一つ積み上げる。
その繰り返しでいいのです。
私もまだ、その途中にいます。
これから、この「自由人生」というテーマについて、私自身が実践しながら書いていきます。
50代からでも、自分らしい働き方は作れるのか。
ブログやニュースレターをどう育てていくのか。
AIと一緒に、どう働いていくのか。
そして、自分が心から届けたいと思える商品を、どう作っていくのか。
私自身の実験を、ここから記録していきます。
「50代からの自由人生」は、ここから始まります。
では、50代から自由に働きたいと思ったら、最初に何を始めればいいのでしょうか。
次回からは、私自身がこれから実践していく「自由人生の作り方」を、具体的に書いていきます。
関連のサブスタック記事も参考にどうぞ
→【お金の自由】収入を増やすより、積み上がる仕事を選びました


